2013年9月24日火曜日

ビッグレスキューかながわ

平成25年9月21日に開催された「ビッグレスキューかながわ(神奈川県・平塚市合同防災訓練)」に参加する神奈川レスキューサポートバイクの応援に千葉レスキューサポートバイクから2名の隊員が参加しました。



神奈川の任務は、会場内に立ち上った平塚市災害VCのサポートで、ニーズ調査、市関連施設からのニーズ票の回収などでした。



バイク2台でチームを作り、災害VCからの指示(活動ニーズ)により、指定場所まで走行しました。


バイク隊の統制はアマチュア無線で行い、遠距離の場合は中継要員などを置くなどして実戦的な訓練でした。


2013年9月15日日曜日

第34回九都県市合同防災訓練 千葉県会場訓練

銚子市で行われた第34回九都県市合同防災訓練千葉県会場訓練に参加しました。
今年は千葉市が幹事会場だった為に千葉県の訓練は9月14日に行われました。

訓練の想定
千葉市北東部銚子沖を震源域とするマグニチュード6.8の地震が発生し、銚子市では震度6強を観測した。 
地震の発生に伴い建物の倒壊や道路が損壊し、電気、ガス、水道等のライフラインが一部麻痺している。
また「千葉県九十九里、外房」地域には大津波警報・高さ10mが発表され銚子市潮見に高さ8mの津波が押し寄せ、海岸付近一体で家屋や車両が巻き込まれたほか、流出した家屋から火災が発生するなど甚大な被害が発生した。

実際にこの訓練会場は2011年の東日本大震災で津波の被害にあってます。


今回も千葉レスキューサポートバイクは救護所への医薬品の搬送訓練を担当しました。

飛来する千葉市消防局の「おおとり2号」

医薬品を受け取る千葉・神奈川RB隊員
医薬品をバイクに積込み
訓練会場入り口にて待機
日本赤十字社へ医薬品の受け渡し



医薬品搬送訓練の後はバイクを置いて千葉県災害ボランティアセンター連絡会の救援物資の積込み訓練に参加しました。





2013年9月12日木曜日

銚子市〜旭市飯岡 プチツーリング

銚子市の千葉科学大学で9月14日(土)に開催される、第34回九都県市合同防災訓・千葉県会場訓練のリハーサルに行ってきました。



リハーサルが終了した後は千葉RBのメンバーで銚子〜旭のプチツーリングをしました。


銚子電鉄の終点外川駅は古い駅舎とローカルな感じがたまりません、鉄道好きな千葉RB隊員のテンション上がりまくりでした。

時刻表は手書きです、これもまたいい感じです。
こういう物はいつまでも残って欲しいです。

次は犬吠駅です、こちらの駅は外川駅とはうってかわって西洋風なモダンな駅舎です。


駅ナカのお土産屋でみんなで「夏鯛」を食べました。
冷えたたい焼きの中身はこしあんとホイップクリームが入ってます。

銚子市から旭市飯岡へ移動し山中食品に立寄りました。
この山中食品は東日本大震災の時に旭市を襲った津波で被災してしまいましたが、震災から2年経った今年の4月に工場が再開しました。
旭市飯岡は震災時に災害ボランティアセンターの立上げから閉所まで関わった思い入れのある地なので山中食品の再興はとても嬉しく思います。

 工場の傍らに直売所があり、ここで「雷鳥」などを購入しました。




直ぐ近くの海岸には震災のモニュメントが出来てました。




2013年9月10日火曜日

野田市災害ボランティアセンター活動支援

※訓練ではありません。
2013年9月2日に発生した竜巻により被害を受けた野田市の災害ボランティアセンターにて災害支援活動を行いました。

発生2時間後には現地入りし被害状況の調査を行い、同日の夜に隊員が集まり今後の対策について話合いました。
翌3日午前8時には現地災害対策本部の決定に従い、野田市社会福祉協議会、並びに千葉県災害ボランティアセンター連絡会のメンバーである、日本赤十字社千葉県支部、および、千葉県社会福祉協議会と共に災害現地にて迅速に「平成25年野田市竜巻災害ボランティアセンター」の設立準備に入りました。
野田市ボランティアセンターでは開設準備から千葉RB隊員が常駐し、運営開始からは主に総務班とニーズ班として支援をいたしました。



被害状況
野田市の被害状況は多くの負傷者と300棟を超える建物の損壊がありました。
屋根を覆ったブルーシートを追って行くと竜巻の通ったルートが分かる、ルート上でも被害の無い家もあり、竜巻の動きが単純でない事を感じました。

竜巻により倒壊したフェンス、ブロックの方が風の抵抗が大きいはずなのにブロックは無傷である。

 完全に屋根が無くなった納屋、竜巻のパワーを思い知る。

 屋根が損傷した家屋、殆どの窓ガラスも割れていました。

 竜巻で巻き上げられた飛来物で壊されたと思われる屋根。

竜巻で根こそぎ倒された樹木、農産物の被害も相当ありそうです。


災害ボランティアセンター
災害ボランティアセンターは9月5日より運営を開始しましたが、5日は雨天の為に休止となってしまいました。
9月6日からは多くのボランティアさんが訪れてくてました。
受付
オリエンテーション
資材班 
資材の積み込み
送出し


ニーズ調査
ニーズ班に入った千葉レスキューサポートバイクはバイク隊を現地に派遣してニーズ調査やニーズの見積もりを行いました。
野田市社会福祉協議会職員と千葉レスキューサポートバイク隊員でのニーズ調査。

竜巻で壊されたビニールハウスの片付けの依頼の調査です。
作業規模や必要な機材・資材の見積もりやボランティアさんが安全に作業できるかを確認します。

この現場ではスズメバチの巣がある事が発覚した為に即座にボランティアさんの派遣を中止しました。


ボランティア活動
ボランティアさんの活動の様子です。
広大な農地での飛散したガラス片や瓦の撤去作業。


損壊した建物や飛散した物、倒れた樹木の片付けはかなりの重労働です。
ここの現場で折れた樹木の撤去の新たなニーズが発生しました。
チェーンソーが必要な作業の為、千葉RBの隊員がその作業を行いました。



連携
被災地に地元警察の移動交番が設置されておりました。
被災地の治安維持やボランティアさんが安心して活動できる様にパトロールの強化をお願いしました。
地元警察との連携も大切な活動の一つです。