2013年9月2日に発生した竜巻により被害を受けた野田市の災害ボランティアセンターにて災害支援活動を行いました。
発生2時間後には現地入りし被害状況の調査を行い、同日の夜に隊員が集まり今後の対策について話合いました。
翌3日午前8時には現地災害対策本部の決定に従い、野田市社会福祉協議会、並びに千葉県災害ボランティアセンター連絡会のメンバーである、日本赤十字社千葉県支部、および、千葉県社会福祉協議会と共に災害現地にて迅速に「平成25年野田市竜巻災害ボランティアセンター」の設立準備に入りました。
野田市ボランティアセンターでは開設準備から千葉RB隊員が常駐し、運営開始からは主に総務班とニーズ班として支援をいたしました。
被害状況
野田市の被害状況は多くの負傷者と300棟を超える建物の損壊がありました。
屋根を覆ったブルーシートを追って行くと竜巻の通ったルートが分かる、ルート上でも被害の無い家もあり、竜巻の動きが単純でない事を感じました。
竜巻により倒壊したフェンス、ブロックの方が風の抵抗が大きいはずなのにブロックは無傷である。
屋根が損傷した家屋、殆どの窓ガラスも割れていました。
竜巻で巻き上げられた飛来物で壊されたと思われる屋根。
竜巻で根こそぎ倒された樹木、農産物の被害も相当ありそうです。
災害ボランティアセンター
災害ボランティアセンターは9月5日より運営を開始しましたが、5日は雨天の為に休止となってしまいました。
9月6日からは多くのボランティアさんが訪れてくてました。
受付 |
オリエンテーション |
資材班 |
資材の積み込み |
送出し |
ニーズ調査
ニーズ班に入った千葉レスキューサポートバイクはバイク隊を現地に派遣してニーズ調査やニーズの見積もりを行いました。
野田市社会福祉協議会職員と千葉レスキューサポートバイク隊員でのニーズ調査。
竜巻で壊されたビニールハウスの片付けの依頼の調査です。
作業規模や必要な機材・資材の見積もりやボランティアさんが安全に作業できるかを確認します。
この現場ではスズメバチの巣がある事が発覚した為に即座にボランティアさんの派遣を中止しました。
ボランティア活動
ボランティアさんの活動の様子です。
広大な農地での飛散したガラス片や瓦の撤去作業。
損壊した建物や飛散した物、倒れた樹木の片付けはかなりの重労働です。
ここの現場で折れた樹木の撤去の新たなニーズが発生しました。
チェーンソーが必要な作業の為、千葉RBの隊員がその作業を行いました。
連携
被災地に地元警察の移動交番が設置されておりました。
被災地の治安維持やボランティアさんが安心して活動できる様にパトロールの強化をお願いしました。
地元警察との連携も大切な活動の一つです。
0 件のコメント:
コメントを投稿